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豊川高校の学びの特長
1 学習環境 ~「個別最適と協働的」な学びの環境 ~
(1) ラーニングセンター
「多様な価値観を共有し、周囲と協働しながら主体的に学ぶ」
豊川高校の学びを象徴する自主学習室は新設「ラーニングセンター」として全面リニューアルされました。
3教室に180のキャレルデスクを備える「自主学習室」では「個別」の課題や志望校合格に向けた受験勉強に集中して取り組むことができます。
本校オリジナルデザインのデスクが配置された「ALR(アクティブラーニングルーム)」では、生徒間の学び合い、「協働的な学び」が進められます。

(2) 「得意」を見つけ、伸ばし、武器とする「類」
Ⅰ類は「得意を見つけ多様な進路を目指す」
Ⅱ類は「得意を伸ばし難関大学を目指す」
2年生から設置されるⅢ類は「得意を武器に国公立大学を目指す」
学びのコンセプトに応じて類を選択することで、個別の進路実現を追求できます。
(3) ICT活用
本校では全館Wi-Fi環境の中で、iPadを日常的に使用しています。
電子教科書を見ながら、電子ペンで直接iPadに解いた問題をクラウド上の『提出箱』に提出、わからない問題は「スタディサプリ」で解説動画を視聴することもできます。
KDDIのホームページにも紹介された「ICT教育先進校」としてのICT活用により、「個別最適の学び」が実現しています。
効果的で効率よく学ぶ中で、1年間で模擬試験の偏差値を20近く伸ばす生徒もいます。

2 指導体制 ~「スペシャリスト」による進路指導・学習指導 ~
(1) 計画的な受験プランにより合格率アップ
豊川高校では約60%が大学に進学しています。
そして、そのうち約35%が「指定校推薦」、25%が「学校推薦型選抜」、約25%が「総合型選抜」、約15%が「一般」入試で進学先を決めています。
進路面談では、志望校の「受験プラン」を確認します。
学力だけでなく、自主活動や部活動の取り組み、思考力や表現力の特性など、生徒の個々の能力を最大限に生かせる入試形態を生徒、保護者とともに考えます。
小論文やグループ討議などは専門性を持つ教科担任に個別指導をお願いします。
担任を中心としたチームで生徒の進路実現を支えています。
(2) 卒業生ATが授業後の学びをサポート
名古屋市立大学などの難関大学へ進学した本校の卒業生が、「AT(アシスタントティーチャー)」として、授業後の学びをサポートします。
ラーニングセンターに新設された「LC指導室」では、各教科のスペシャリストであるATと各教科の先生が待機していて、個別指導が受けられます。
教科の内容だけでなく、高校生活のこと、受験勉強の秘策など、ちょっと前まで本校の生徒だったATならではの話が聞けるかもしれません。
(3) 英検はALTがサポート

これまでに「英語検定1級」や「英語検定準1級」の合格者を輩出しています。
検定試験対策の特別補習や、学年全体で目標を設定して検定試験に取り組むため、多くの生徒が2級以上を取得しています。
合格の秘訣は「ALT(アシスタントランゲージティーチャー)」による英会話の授業。
外国人講師との英会話の授業を通して、英語による面接試験が課される、英語検定の2次試験に対応できるようになるのです。
英語検定だけでなく、漢字検定、数学検定、情報処理検定など、様々な検定試験に挑戦することができます。
3 学習内容 ~ スクールポリシーに基づく主体的な学び ~
(1) 学びを通して身につけるべき力(素養)を明確にする
本校の教育目標は「高潔な人格と強い信念を有する良識豊かな社会人を育成する」です。
この目標に基づき、「高潔な人格」は「多様性」「協働性」「主体性」「革新性」という4つの「人間性」を、「強い信念」は「思考力」「問題発見力」「判断力」「表現力」という4つの「発揮する力」を、そして「豊かな良識」は「礼節」「客観視」「情報収集」「挑戦」という4つの「行動規範」を表すものと定義しています。
豊川高校でのすべての「学び」は、これらの力(素養)を身につけることを目標としてします。
(2) 「VIRTUAL入試で合格ラインを体感」
1年次7月の模擬試験で、国公立3校、私立3校を志望校と定めて受験します。
多くの生徒は「聞いたことがある」とか「親や兄姉の大学」で志望校を書きますが、最初はそれでも大丈夫。
設定された「合格ライン」をもとに、模試の得点で「VIRTUAL合否」を算出し、その大学の難易度を体感します。
11月、1月と回を重ね、どんな大学にどんな学部が設置されているのか、将来どんなことを学びたいか、明確になっていきます。模試対策もしっかり行うため、全国偏差値がぐんぐん伸びていき、「VIRTUAL合格」目指して「主体的」に学んでいけます。

(3) 課題探究「地域の課題を見つけ、解決への道を探究する」
経済、産業、人口減少、医療、自然環境など私たちを取り巻く社会環境には様々な解決すべき課題があり、ここ豊川市も例外ではありません。
「総合的な探究の時間」では、高校生の視点から豊川市の「まちづくり」についての「課題探究」を行います。
あなたのプランが豊川市を動かすかもしれません。
1年次では、講演会を通して日本社会の抱える課題について学びます。
2年次には大学研究室や地元企業を訪問し、専門的な知見をもとに、その課題解決の方途を考えます。
これらの取り組みにより自分なりの「地域の課題解決」まとめ、発表します。
特にⅡ類では「Ⅱ類ESD」(Education for Sustainable Development「持続可能な開発のための教育」)の授業が週2時間設定されています。