Ⅱ類・Ⅲ類の取り組み
Ⅱ類・Ⅲ類の主な取り組み
習熟度による授業クラス編成
英語は「得意」だけど数学は「苦手」。
特に難関大学を目指すのなら苦手教科の克服は避けて通れないように考えられています。
しかし、Ⅱ類では「得意」を徹底的に伸ばします。
主要教科では学期に1度、習熟度による授業クラスを編成し、得意科目はより深くまで学び、苦手科目は基礎から学ぶことができます。
また、平日の授業後や土曜に組まれる進学補習も習熟度で開講され、夏休みでは200を超える講座が自由に選択できます。
得意を伸ばし、得意に磨きをかけることで、進路を切り拓いていきます。
VIRTUAL入試で大学入学試験を仮想する
模擬試験を本番の入試を仮想(VIRTUAL)して受験します。
模擬試験の前に、志望校を定め、合格ラインとなる得点を取るための学習を計画的に進めます。
受験後は自己採点を行い、しっかり振り返ります。
結果が出たら、得点が志望校の合格ラインに届いたかどうか、つまり合否まで明確にします。
このような「PDCAサイクル」を通して、さらなる学力の向上を図ります。

ALTによる充実した英語検定対策
毎年、複数の生徒が「英語検定準1級」に合格していますが、令和5・6年度は8 名の生徒が合格しました。さらに「英語検定1級」にも2名の生徒が合格しています。当然、多くの生徒は「英語検定2級・準2級」を取得しています。Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類で共通した英語検定対策補習の存在が合格の秘訣です。その中でも、ALT による英会話の授業が最も重要となっています。ALTとの英会話は、リスニングや二次試験での英語による面接対策に繋がっています。また、英語検定以外にも、難関国立大学に特化した模擬試験にも果敢に挑戦し、実力養成を培います。

テーマ学習・東京研修・大学研究室訪問
1年生2学期に行われる「テーマ学習」。「AIが活躍する社会」「火星移住計画」「人工心臓について」など興味・関心のあるテーマについて、書籍やインターネットの情報をもとにレポートにまとめ、プレゼンテーションを行います。
1年生夏季休業中に1泊2日で、大学最高峰の東京大学や早稲田大学をはじめとする難関国公立大学や難関私立大学を見学します。大学生と直接コ ミュニケーションを取り、キャンパスを観ることで学習意欲を高めます。
2年生1学期に「大学研究室訪問」を行います。
興味・関心のあるテーマについて専門的に研究している大学の研究室を訪問し、レポートにまとめプレゼンテーションを行います。大学の教授に直接話をうかがうことで、学問の奥深さに触れ、進路意識を高める取り組みとなっています。
多くの生徒が、訪問した大学に進学しています。

Ⅱ類ESD――地域の課題を見つけ、解決への道を探究する
経済・医療・教育・スポーツなど、私たちを取り巻く社会環境はグローバル化が加速する一方で、それぞれの地域では、解決すべき課題が山積しています。豊川市も例外ではありません。「総合的な探究の時間」では、高校生の視点から豊川市の「まちづくり」についての課題探究を行います。また、第3年次には「Ⅱ類ESD」という課題解決型授業も週2時間設定されています。豊かな心を持ち、伝統と文化を尊重し、国際社会の一員として平和を愛し、地域経済の発展や地球環境の保全に貢献し、未来を拓く持続可能な社会の創り手を育む教育を実践しています。

個に応じた進路指導で文武両道を実現
大学入試には、一般選抜(一般入試)、学校推薦型選抜(推薦入試)や総合型選抜(AO入試)など様々な形態があります。
学力試験のみならず、面接や小論文試験、プレゼンテーションや講義レポートにより合否を判定する大学もあります。
第一志望の大学をどの入試形態で受験するか、具体的に受験勉強をどう進めるかを、進路面談において担任と共に緻密な受験プランを立てます。
進路アドバイザーの資格を持つ教員もいるので、志望校合格への適切なアドバイスを受けられます。
そんなサポート体制があり、部活では全国で活躍し、難関大学を目指すことができる「文武両道」が可能になるのです。
