【第1・2学年Ⅱ・Ⅲ類】先輩の話を聞く会 ― 未来の自分を思い描く時間。進路を切り拓いた先輩たちのリアル ―

「もし、自分が合格した先輩の立場だったら、どんな高校生活を送っているだろう。」
そんな“未来の自分”を想像しながら話を聞く時間となりました。
3月13日、本校鳳翔閣にて、第1・2学年Ⅱ・Ⅲ類の生徒を対象に「先輩の話を聞く会」を実施しました。本行事は、進路を実現した3年生の経験を直接聞くことで、これからの高校生活や進路選択について主体的に考えるきっかけとすることを目的に、毎年行われています。
今年度は9名の卒業生が登壇しました。総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜と、さまざまな入試形態で大学合格を果たした先輩たちが、それぞれの経験をもとに受験までの過程や高校生活で大切にしてきたことを後輩たちに伝えました。
はじめに、卒業生9名が進学先の大学・学部を含めて自己紹介を行いました。その後、部活動と学習の両立や日々の学習習慣について、具体的な体験談が語られました。
部活動と勉強をどのように両立していたのかという問いに対しては、「すき間時間を活用すること」「早起きをして勉強時間を確保すること」「授業を大切にし、その時間内で理解を完結させること」といった実践的なアドバイスが紹介されました。
また、自主学習室や補習の活用についても話があり、部活動後に自主学習室を利用することや、部活動のオフの日を学習時間として活用するなど、自分の生活リズムに合わせて学習環境を整えていたことが紹介されました。補習については、苦手分野の克服を目的に積極的に活用していたという経験も語られました。
さらに、2年次の類移動について触れた先輩からは、「周囲に努力している仲間がいたからこそ、自分も負けないように頑張ることができた」という言葉があり、学習環境や仲間の存在の大切さが伝えられました。
入試形態ごとの具体的な取り組みについての話もありました。
総合型選抜については、専門的な知識や探究活動が求められるため、早い段階から準備に取り組んだこと、また授業で学んだESDの学びが大きく役立ったことが紹介されました。
学校推薦型選抜では、日々の授業を大切にし、評定を積み重ねていくことの重要性が語られました。また、資格取得などにも積極的に取り組んでいたことが紹介されました。
名古屋市立大学に合格した平松さんは、学校推薦型選抜の入試で実際に行ったプレゼンテーションを壇上で再現しました。後輩たちは、実際の入試を想像しながら、その発表を真剣な表情で聞いていました。
一般選抜については、「とにかく勉強量を積み重ねた」という率直な言葉とともに、実際に使用していた教材や学習方法についても紹介されました。
質疑応答では、多くの質問が寄せられました。
モチベーションの継続方法については、「合格した自分の姿を思い描くこと」「受験が終わった後の楽しみやご褒美を考えること」が大きな支えになったという話がありました。
家庭での学習方法については、「スマートフォンから距離を置くことが大切」というアドバイスがあり、「スマートフォンは1階に置き、自分は2階の部屋で勉強していた」という具体的な工夫も紹介されました。
最後に、先輩たちから後輩へメッセージが送られました。
「高校生活を悔いのないものにしてください。」
「卒業後の自分の姿を想像すると、きっと頑張る力になります。」
先輩たちの言葉は、これから進路を考えていく1・2年生にとって、大きな刺激となる時間となりました。未来の自分の姿を思い描きながら、一人ひとりがそれぞれの目標に向かって歩んでいくことを期待しています。


