【修了式・離任式】 ― 節目の先にある、新たな一歩へ ―

数年後、社会の中で誰かのために行動し、自分の力で未来を切り拓いている。
そんな自分の姿を思い描ける場所が、ここにあります。
一つひとつの行事が、ただの経験で終わるのではなく、
「生き方」を学ぶ時間になる。
それが本校の教育です。
3月19日、鳳翔閣にて修了式が行われました。
校長式辞では、まず本日の式にあたり、生徒一人ひとりが心の準備を整えて臨んでいることに対し、感謝の言葉が述べられました。
続いて、中近東の情勢に触れながら、命の大切さや経済の動きについてのお話がありました。世界で起きている出来事は決して遠いものではなく、価格の高騰などを通して私たちの生活にも影響を及ぼしています。数年後に社会へ出る生徒たちにとって、それは他人事ではなく、自らの問題として向き合うべきものであると語られました。
その中で、「他人の上に自分の幸せがある」という言葉が示され、支え合いの中で生きることの大切さが伝えられました。
また、校長1年目を振り返り、着任式での大きな拍手が決意を固める契機となったことにも触れられました。
さらに、本校の校訓である「和敬信愛利他報恩」の精神について、生きる指針としての重要性が語られました。うまくいったことも、思い通りにいかなかったことも、そのすべてが成長につながり、日々の学校生活そのものが校訓の実践であったと振り返られました。
式の最後には、「失敗は挑戦した人にしか訪れない」という言葉が贈られました。失敗を恐れず挑戦することの大切さと、その挑戦を教職員が全力で支えていくという想いが伝えられました。新年度には、春休みを経て一回り成長した姿での再会が期待されます。
続いて行われた離任式では、本年度8名の先生方が本校を離れられることが紹介されました。校長より、これまでの功績を称えるとともに、学校への多大なる貢献に対する感謝の言葉が述べられました。
その後、先生方一人ひとりから、生徒たちへの想いが込められた言葉が贈られ、会場は静かな感動に包まれました。言葉の一つひとつに重みがあり、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
離任式の最後には、壇上にて生徒から花束が贈呈されました。感謝の気持ちを込めて手渡されるその瞬間には、これまでの思い出や絆が重なり、会場全体が温かな空気に包まれました。
別れは寂しさを伴いますが、それは新たな出発のはじまりでもあります。
この一年で得た経験を胸に、生徒たちは次のステージへと歩み出します。




