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女子サッカー部 このメンバーで全国へ〜3年越しのリベンジ〜

2024年5月19日から女子サッカー総合体育大会県予選が始まった。女子サッカー部は、無事に予選を通過し、東海大会への切符を掴み取った。東海大会参加校は、藤枝順心高校、帝京可児高校、三重高校、そして豊川の4校。このうち、2校が全国大会出場権を獲得する。東海大会は、2日で3試合戦わなくてはならないシチュエーションで、とても厳しい戦いだ。 
 6月22日東海大会1戦目、帝京可児高校と対戦した。中々自分たちのペースを掴めず、苦しい戦いが続いた中、3年濵田優音がペナルティエリア内で相手のファウルをもらい、PKを得た。いつも通り落ち着いたキックを見せ、やっとのことで先制点を決めた。初戦ということで緊張もあり、中々チームの流れを持ってくることは出来なかったが、無事1対0で勝利した。 
 そして6月23日東海大会2戦目、三重高校と対戦した。前半11分、自分たちの気の緩みから相手のフリーキックで先制点を決められた。そんな中、キャプテン今井詠子、副キャプテン武田悠愛を中心に声をかけ合い、得点を狙いに行った。しかし、シュートは打つものの、中々入らず、苦しい戦いが続いた。そして前半32分、3年濵田優音の頭逸らしから、3年美濃部瀬音が抜け出し、キーパーの上を通るようなふんわりとしたシュートで同点に追いついた。そして粘り強く攻め続け、大事なフリーキックのチャンスをもらった。キックに上手く合わせた2年渡辺愛未のボールを、3年美濃部瀬音が押し込み2点目を決めた。最後まで気を抜かず、見事2対1で勝利し、全国への切符を掴み取った。 
 全国出場は決まっている中、東海1位を目標に、東海大会3戦目、藤枝順心高校と対戦した。1試合目、2試合目とはガラリとフォーメーションを変え、格上の藤枝順心へ勝つための戦術を、選手全員が表現しようと挑んだ。しかし、やはり藤枝順心は手強く、自分たちの苦手とするセットプレーで、2失点してしまう。0対2で前半を折り返し、気持ちや戦術を再確認し、むかえた後半。全員の強い気持ちで立て直し、相手ゴールに迫る場面も増えた。だが、チャンスをモノにできず疲労が出始めた頃、守備陣形が崩れ、相手に3失点目を許してしまう。そして0対3で負けに終わったが、格上にも通用する攻撃シーンの発見、セットプレーの見直しなど、前向きな課題が見え、次に繋がる良い試合となった。無事三試合を終え、東海大会は2位という結果に終わった。 
 全国出場という結果をとることは、決して簡単だとは言えなかった。チームの心臓であるボランチを全うし、体を張り続けた加藤芽衣、中辻柚希。今大会6得点 チーム得点王のエース10番 濵田優音。今大会2得点 スピードが持ち味の11番 美濃部瀬音。持ち味のドリブルで相手を魅了し、強い気持ちで体を張ったMF服部寿音。苦しい時も声をかけ続け、チームのピンチを救ったGK松倉花月。声とプレーでチームを引っ張り、後ろから仲間を鼓舞し続けた今井詠子、武田悠愛。3年生を中心にチーム全員が、最後まで諦めず戦ったからこその結果だと言える。 
 豊川高校女子サッカー部としては、2回目のインターハイ全国大会出場となる。 
先輩が越えられなかった高い壁を超えるため、チーム目標である「全国一勝」を達成するためにも、今まで以上にチーム一丸となり、自分たちのサッカーを全国で発揮したい。一戦一戦全力で挑み、3年越しのリベンジを果たしたい。とのこと。 
女子サッカー部の全国の舞台での活躍に、乞うご期待!

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