【予餞会】 ― 想いをつなぎ、未来へ送り出す ―

2月18日、鳳翔閣にて予餞会を開催しました。
3学期唯一の生徒会行事である予餞会は、生徒会執行部を中心に、各クラス実行委員、そして全校生徒が主体となって創り上げる行事です。
この行事には、大切な三つの意味があります。
生徒の自主活動を組織し、リーダーや担い手を育てること。
在校生と卒業生が想いを交わし、温かく送り出すこと。
そして、豊川高校の持つ豊かな文化を全校で共有することです。
開会とともに、拍手の中を3年生が入場。
その瞬間、会場は祝福と感謝の空気に包まれました。
最初を飾ったのは、部活動によるステージ発表です。吹奏楽部の力強い演奏、演劇部の心を動かす表現、書道部の魂を込めた一筆、チア部・和太鼓部・ダンス部の躍動感あふれるパフォーマンス。それぞれが、豊川らしく“本気”で感謝を届けました 。
続く部活動ビデオレターでは、短い時間に込められた言葉が、まっすぐに3年生へと届きます。画面越しであっても、その想いの強さは変わりません。
そして、3年生のスライドショー。
教室での何気ない一枚、行事で弾ける笑顔、仲間と肩を並べたあの瞬間――。スクリーンに映し出されるたびに、会場にはやわらかな笑い声が広がりました。
何気ない日常こそが、かけがえのない宝物だったことに気づく時間。
ともに悩み、ともに挑み、ともに笑った三年間が、確かな歩みとして胸によみがえります。
続いて行われた教員による出し物では、先生方の底力が存分に発揮されました。準備を重ね、本気で挑むその姿に、会場は大きな笑いの渦に包まれます。
本気でふざける。
本気で届ける。
その全力の姿勢こそが、豊川らしさ。
三年間をともに歩んできた想いがにじむ時間は、3年生へのあたたかなはなむけとなりました。
フィナーレでは、1・2年生実行委員による花のアーチの中を、卒業生が歩みます。大きな拍手に包まれながら進むその背中は、凛としていました。努力し、悩み、支え合い、挑み続けてきた三年間。そのすべてが、その姿に映っていました 。
当日に向けた準備も、生徒たちの力によるものです。2年生は黒板アートを中心とした教室装飾を行い、1年生は花紙で巨大壁画を制作。さらに、3年生から後輩へ、後輩から3年生へとメッセージを贈り合い、校内には温かな言葉があふれました。
笑いがあり、感動があり、全力がある。
一人ひとりが役割を担い、心を込めて創り上げた予餞会は、豊川高校の文化そのものでした。
卒業生の皆さんが築いてきた歩みは、確かに後輩へと受け継がれています。
その背中は、これからも在校生の道標であり続けるでしょう。
温かさと本気が同居する学校。
それが、豊川高校です。







