第3学年「大学1日体験講座（医療系）」—学びと現場をつなぐ一日。 豊川高等学校

8月1日（金）、本校3年生の総合探究「看護入門」講座の受講生を対象に、大学1日体験講座（医療系）を実施しました。
この講座は、医療系の進路を志す生徒が、実際の大学での講義や病院見学を通じて、進学後の学びや仕事の理解を深めることを目的に企画されたものです。

今回は、豊橋創造大学および独立行政法人 国立病院機構 豊橋医療センターのご協力のもと、以下の内容で行われました。

実施内容
■ 体験授業（理学療法学科）
「理学療法士の技（ワザ）の秘密を伝授します －立ち上がりを楽に行うコツ－」
講師：豊橋創造大学 保健医療学部 准教授　湯口 聡 先生

■ 体験授業（看護学科）
「認知機能を判別するスキルの習得」
講師：豊橋創造大学 保健医療学部 看護学科 教授　原沢 優子 先生

■ 昼食（大学生協 食堂にて）

■ 豊橋医療センター病棟見学

午前の理学療法学科の授業では、手足に麻痺のある方が車椅子から立ち上がりベッドへ移動する際に、どのような介助が必要かを考え、実際に動作を体験しながら学びました。

続いて、看護学科の授業では、認知機能の障がいについての理解を深め、診断方法をペアワークで実践するなど、看護の専門性に触れる貴重な時間となりました。

午後からは、豊橋医療センターへ移動し、病棟の見学や医療従事者の方々からの説明を通して、現場のリアルな姿にふれることができました。

本体験を通じて、生徒たちは医療職のやりがいや責任感に触れ、自らの進路について具体的に考えるきっかけを得ることができました。
医療系進学への意欲をさらに高める、大変有意義な一日となりました。