【第2学年Ⅱ・Ⅲ類】「大学研究室訪問」報告プレゼン ― 大学での学びを、自分の進路へつなげる ―

7月6日、2年生Ⅱ・Ⅲ類では、6月に実施した「大学研究室訪問」の振り返りとして、報告プレゼンテーションを行いました。
大学研究室訪問では、生徒たちが自身の興味・関心に応じて大学の研究室を訪問し、専門的な学びに直接触れました。訪問後は、それぞれが学んだ内容をPowerPointにまとめ、その中から各クラス代表3名、計9名の生徒が、2年生Ⅱ・Ⅲ類の生徒を前に発表しました。
発表では、法学、政策学、心理学、商学、空間設計など、さまざまな分野についての学びが共有されました。
名城大学法学部を訪問した生徒は、税法を中心に、税理士の役割について発表しました。実際に起きた土地相続に関する事例をもとに、税理士が専門知識を生かしてどのように課題解決に関わるのかを説明しました。法律や税に関する知識が、社会生活の中で大きな役割を果たしていることを学ぶ機会となりました。
また、愛知学院大学総合政策学部を訪問した生徒は、街づくりについて発表しました。街づくりには、人と人、人と自然との関わりが重要であり、地域活性化に向けた取り組みが行われている一方で、高齢化による担い手不足などの課題もあります。商業や交通などを組み合わせながら、人が集まる街づくりを考える視点が示されました。
そのほかにも、スポーツ選手のメンタルサポート、時代の変化に合わせたマーケティング、人間の行動や心理と関わる空間設計など、多様なテーマについて発表が行われました。生徒たちは、大学での専門的な学びが、社会の課題や将来の仕事とどのようにつながっているのかを考えることができました。
専門性の高い研究内容を分かりやすく伝えることは決して容易ではありません。しかし、代表生徒たちは自らが学んだ内容を整理し、自分の言葉で堂々と発表しました。発表を聴く生徒たちも、自身が作成したプレゼン資料と比較しながら、構成や表現方法、資料の見せ方、伝え方について考え、互いに学びを深める時間となりました。
昨年度、2年生Ⅱ・Ⅲ類では1年間を通して計4回の講演会を実施しました。社会の第一線で活躍されているさまざまな分野の方々から、社会の現状や将来を切り拓くための考え方について学んできました。それらの学びは、今回の大学研究室訪問へとつながる大切な土台となっています。
生徒たちは、単に「大学へ行く」ことを目標にするのではなく、自分が目指す社会人像を実現するための一つのプロセスとして、大学進学の意義や学ぶ目的について真剣に考えています。今回の報告プレゼンは、大学での学びを自分の進路や将来と結びつけ、これからの進路選択に向けて視野を広げる貴重な機会となりました。
7月末からは夏季休業に入ります。多くの生徒にとって、受験勉強や部活動に力を注ぐ夏となります。この夏が、自分自身と向き合い、目標に向かって大きく成長する期間となることを期待しています。





