TOYOKAWA NEWS

部活動トピックス

【女子バレーボール部】 第78回 全日本バレーボール高等学校選手権大会 愛知県予選《優勝》

11月1日に開幕した第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)愛知県予選は、23日の決勝まで約1か月にわたる長期戦となりました。女子バレーボール部は、この期間を通して日常の積み重ねを大切にし、揺るがない集中力で全試合に臨み、見事優勝を果たしました。

女子バレーボール部では、部活動は「あくまで日常の延長線にあるもの」という考えのもと、学校生活を丁寧に送る姿勢を大切にしています。今回の優勝は、そうした普段の姿勢が試合での強さとして表れたものといえます。

【試合結果】

<1日目 11月1日(土) 岡崎市体育館>
1回戦 対 名城大附属 25-10、25-9
2回戦 対 西陵    25-11、25-14

<2日目 11月3日(月) 武豊町総合体育館>
準々決勝 対 三好    25-11、25-16
準決勝  対 岡崎商業  25-12、25-16

<決勝 11月23日(日) エントリオ(豊田合成記念体育館)>
対 誠信 21-25、25-18、25-19、22-25、15-13

決勝に至る道のりには、昨年度決勝での悔しさがありました。
その経験を胸に一年を過ごしたのが、キャプテン水田愛弓、副キャプテン石橋優、リベロ小久保妃来、エース井上愛梨の4名です。彼女たちは「必ずこの舞台で勝ち切る」という強い思いでチームを牽引し続けました。

しかし、決勝の4日前、石橋が足を骨折するアクシデントが発生しました。誰よりもコートに立ち続けてきた選手の離脱は大きな衝撃でしたが、2年生の松野友香が覚悟を持ってメンバーに加わり、チームは全員で気持ちを立て直しました。

この期間、チームを支えたものの一つに、鈴木大飛氏の著書『命の燃やし方』があります。
選手たちは本の中の
「迷うは罪」
「志を立てろ」
「Noと言われたら、そこからが始まり」
といった言葉から、自分たちが進むべき方向を確認し、大舞台への心構えを整えていきました。未知の状況でも逃げずに向き合う姿勢は、この本から学んだ大きな教えのひとつでした。

決勝戦では、互いのエースが足をつるほどの厳しい試合展開となりましたが、最後はキャプテンのスパイクが勝負を決めました。一人では届かない場面でも、仲間を信じ、応援に支えられ、全員でつかみ取った勝利でした。

また、硬式野球部、男子バレーボール部、男子ソフトボール部、ダンス部、チアリーディング部、そして多くの生徒・保護者・学校関係者の皆様からいただいた温かい応援が、選手たちの大きな力となりました。会場に響く声援が背中を押し、春高出場への道を拓いてくださいました。

今回の優勝により、女子バレーボール部は愛知県二冠を達成し、豊川高校の歴史に新たな1ページを刻むことができました。1月5日から東京体育館で開催される全国大会では、全国ベスト8を目標に、さらなる成長を目指して努力を続けてまいります。

今後とも女子バレーボール部への温かいご声援をよろしくお願い申し上げます。

ブログリンク

最新記事一覧

検索

カレンダー

3

月別アーカイブ

カテゴリー

タグ