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【空手道部】創部初インターハイ出場決定 ― 悔しさを力に、歴史を切り拓く夏へ ―

空手道部女子形において、
森井心春さんが、見事にインターハイ出場を決めました。

本校空手道部として、創部初となる快挙です。

決勝の舞台。
森井さんは、深く礼をし、形名を力強く発しました。

演じた形は「チャタンヤラクーサンク」。

張り詰めた空気の中、
一つひとつの動きからは、これまで積み重ねてきた努力と覚悟が伝わってきました。

風を切る音。
会場に響く気合い。
最後まで気持ちを切らすことなく、堂々と演武をやり切りました。

結果は、準優勝。

優勝には一歩届かず、悔しさの残る決勝となりました。
しかし、その舞台まで勝ち上がったことで、森井さんは本校空手道部史上初となるインターハイ出場権を獲得しました。

観客席で見守っていたご家族も、喜びと悔しさが入り混じる表情を浮かべていました。
妹さんは「心臓が止まるかと思った」と思わず口にするほど、緊張感のある試合でした。

試合後、笑顔で観客席に戻ってきた森井さん。
しかし、喜びも束の間、すぐに仲間の組手の応援へ向かいました。

自分の結果だけでなく、仲間のために動く姿。
そこには、本校の校訓である「利他」の精神が表れていました。

森井さんは、幼い頃から空手に親しんできました。
姉妹が結果を残す一方で、自身は故障もあり、思うような結果が出ない時期もありました。

空手が嫌いになったわけではありません。
それでも、心の中には、言葉にしきれない葛藤や劣等感もあったといいます。

高校入学後、すぐに空手道部へ入部したわけではありませんでした。
迷いもありました。

それでも、空手への思いを抑えることはできませんでした。

もう一度、本気で向き合う。
その決断が、今回の創部初インターハイ出場へとつながりました。

3年間指導してきた大野龍太郎ヘッドコーチは、

「心春は本当に努力した。それは誰もが認めるところです。自分が指導してきて14年。本当に嬉しいです」

と、目に涙を浮かべながら語ってくれました。

森井さん自身も、

「豊川高校で空手道部に入って、いろいろな方に支えられて、ここまで来ることができました。本当に良かったです。初のインターハイ出場は嬉しいですが、決勝で不覚を取ったので、その借りはインターハイできっちり返してきます」

と、笑顔の中にも強い決意をにじませていました。

創部初のインターハイ出場。

それは、森井さん一人の努力だけでなく、支えてくださったご家族、指導者、仲間、そして空手道部に関わるすべての方々の歩みが形となったものです。

悔しさを力に変え、全国の舞台へ。

森井心春さん、インターハイ出場決定おめでとうございます。
全国の舞台でのさらなる活躍を期待しています。

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